でここは高校卒業してすぐ就職し、初めて入社した会社は某大手企業の支部工場でした。
その後、結婚出産を経ていくつかお仕事してきましたが、最初の就職先で
「私は会社に勤めるということに向かない人間だ」と感じていたので、その後の仕事は業務委託という形や、個人事業主といったいわゆる会社に雇われる仕事とは違うものでしたが、約1年半前から始めた今の仕事は本当に久しぶりの会社勤めという働き方でかなり勇気がいりました。しかも年齢は50代半ば。正直、雇ってもらえるかどうかもわかりませんでしたが、ありがたいことにすぐに採用となり
でここは「スーパーの店員」という仕事をすることになりました。
開店2時間前からの品出しをすることがメインの仕事でした。最初は1日6時間の勤務だったものが、人が足りていないこともあり、延長できないかと言われて現在は1日7.5時間勤務。
世間では、体力のいる仕事、接客するのは苦手だ、など敬遠されがちな仕事ですが、接客に関しては特に苦手意識なく、話しかけてくださるお客様から得る知識もあり、勉強になったりもしました。 開店前の品出しでは大きなカゴ車から荷物を下ろし、売り場ごとに分けたりと力のいる仕事に間違いはなく、その後店内の商品棚に並べていくという作業も、担当の売り場で一人黙々と商品を並べる地味な仕事です。時間との勝負という部分もあり、開店前は本当に皆必死で作業をしています。

でも、それがでここにはちょっと向いてるというか嫌ではなかったです。朝早く起きるのは慣れるまで大変でしたが、今まで一度も「今日仕事に行きたくないなー」と思った日はないです。とはいえ、体力的にはいつまで続けられるんだろうか…という不安は常にありました。体を壊したら終わりです。
そしてその日は、突然にやってきました。
前日の夜から足の痛みが気にはなっていて、そもそも数日前からなんとなく痛いなと感じていたのですが、その夜は痛みが増していて「明日の仕事、大丈夫か??」と少々不安に思いながら寝て、次の日 目が覚めた時には、ちょっとでも足を動かそうものなら激痛が走り、とても歩ける気がせず起き上がるだけでもかなりの時間がかかりました。
もちろん仕事は休みをもらい、タクシーで近くの整形外科に行って受けた診断結果から感じたことは、
今のような日常よりもかなり動きも激しく体力を使う仕事を今後も続けるのは難しそうだ。
ということでした。上司とも相談してかなり迷った結果、ここに今の自分ができる仕事はないと判断し
1ヶ月間の休業をもらい、そのまま退職する。 と決めました。
いつまで続くかの不安な思いは常にありましたが、まさかこんなに早くとは全く思っていなかった現実
何においてもまずはカラダが資本であるということをあらためて痛感しています。
幸い現在は痛みも治まり、安静期間を終えたらリハビリ通いが始まります。
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